ナンキンハゼの紅葉がすごく美しかったですね。ナンキンハゼは落葉した後の、実の皮がとれて出てきた種子が白く輝く姿もすごく目立ちます。ナンキンハゼの実がはじけて白く花が咲いた様に見えます。
「ナンキンハゼのろうそく作り」とは、聞いていましたが
興味があるので調べてみました。
ナンキンハゼは、中国原産の庭園樹木で、秋の紅葉が美しいことや、白い「実」が見た目おもしろいので、街路樹として使われ、校庭や公園などでもわりと普通に植えられている。 肝心な点は、欲張ってたくさんの実を集めることです。
少々汚い実であっても構うことない、カサにして、5升位は集めるつもりでやらないといけません。それと、2-3回にわけてでも、こまめに集めること。
ナンキンハゼは、人間は案外無関心ですが、あるところには、並木道になってたくさんあります。年を越すころになって、剥き出しになった白い種子を鳥が食べに来る。ヒヨドリ・キジバト等の野鳥です。
この木はゆったりとした中国の雰囲気があって、大木には成らないけれど、 日本のハゼよりナンキンハゼの実のほうがよいろうそくになるのではとおもいます。
さて、ナンキンハゼのろうそく作りですが、ごく簡単です。
1.初秋に(土地によって熟す時期が違う)白くなって、落ちた実を拾い集める。
2.水でさっと洗ってゴミを荒い流し、水をたっぷり入れて、とろ火で、
実のまわりのロウがすべて溶けて黒い種が見えるまで炊く。
3.ナベの湯の表面には溶けたロウが浮いています。
4.器に水をながしながら、その中に溶けたロウを一気に流し込んで固めます。
5.ロウは薄い黄色を帯びた平べったい塊になります。
6.このあとは自由自在で、もう一度溶かして好きな型に入れたり色を
混ぜたり出来る。ロウを入れるのは、アルミ缶でもよい。
大きい器にいれると灯も長持ちします。
7.木綿の太い芯を堅くしめて、溶かしたロウを流し込み
固めて、子供さんの誕生祝いにあげたり、自宅で楽しめます。
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