韮 (にら)の花・・・2012/8/3
2012年 08月 03日
夏には葉の間から30 - 40cmほどの花茎を伸ばし、てっぺんのところに白い花がたくさん咲き始めました。
開花時期は、 8/初旬頃~10/下旬頃。
東南アジア地方原産。かなり昔に渡来。
花は半球形の散形花序で白い小さな花を20 - 40個もつける。花弁は3枚だが、苞が3枚あり、花弁が6枚あるように見えます。
雄蕊(おしべ)は6本、子房は3室になっています。子房は熟すると割れて黒色の小さな種を散布します。
根元のところから生えてる葉っぱが食べられる。
切っても切ってもまた生えてくるユリ科の多年草。強いにおいがうまみのもと。中国料理に欠かせないスタミナ野菜。 ねぎの一種で、ビタミンAとカロチンを多く含み、 消化を助け、風邪の予防効果もある。
古くて新しい野菜
わが国のにら栽培の歴史は古く、9~10世紀ころからといわれています。
北海道や東北などの寒い地方では、体が温まり精力がつく野菜として、古くから重宝がられていました。戦前は家庭菜園での栽培が主で、あまり八百屋さんの店頭には並びませんでした。現在では、強いにおいもあまりきらわれなくなって消費が伸びています。北海道から沖縄まで全国的に栽培されるようになりました。