野葡萄が実りつつあります
2012年 09月 20日
葉はブドウやヤマブドウに似ることもあるが、別属であり、特に花序が下向きにぶら下がるブドウ類とは異なり、上に伸びて平らに枝を広げる点はむしろヤブガラシなどに似る。
花弁と雄しべは早期に脱落するようで、その後も蜜を分泌するので、アリが多数訪れている。果実は淡い紫色を経て空色に熟す。空色の果実は珍しく、コバルトブルーが秋の野山を彩る。
残念ながら、切花にするとすぐに色あせてしまう。やはり野にあってこその美しさである。
この果実は食べられないが、鳥には良く食べられると見えて、生垣などなどによく侵入してくるツル植物ののようです。
熟すと青や紫などに色づき光沢もあって美しいので、園芸植物として栽培されることもある。
果実は虫こぶになることも多いとか・・・・・