野葡萄が実りつつあります

野葡萄は主に藪や草原に繁茂している。花は夏に開き、花弁は5枚、雄しべも5本。
葉はブドウやヤマブドウに似ることもあるが、別属であり、特に花序が下向きにぶら下がるブドウ類とは異なり、上に伸びて平らに枝を広げる点はむしろヤブガラシなどに似る。

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花弁と雄しべは早期に脱落するようで、その後も蜜を分泌するので、アリが多数訪れている。果実は淡い紫色を経て空色に熟す。空色の果実は珍しく、コバルトブルーが秋の野山を彩る。

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残念ながら、切花にするとすぐに色あせてしまう。やはり野にあってこその美しさである。

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この果実は食べられないが、鳥には良く食べられると見えて、生垣などなどによく侵入してくるツル植物ののようです。

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熟すと青や紫などに色づき光沢もあって美しいので、園芸植物として栽培されることもある。

果実は虫こぶになることも多いとか・・・・・

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by manryouy | 2012-09-20 07:56 | 秋の実 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


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