春の野原に咲く花…2013/3/2
2013年 03月 02日
春の野原に咲く花
ナズナ(ペンペン草)
(春の七草の一つ)
「撫菜」(なでな) からの変化。 なでたいほどかわいい菜、の意から。
また、夏に枯れて無くなることから「夏無(なつな) これが変化したとも。
・秋に芽が生え、早春に咲き始める。中国では止血剤、ヨーロッパでは通風、赤痢 などの薬として使われる。
・春の七草のひとつ。春の七草とは、セリ(芹)、ナズナ(ペンペン草)、ゴギョウ(母子草)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ(田平子)、スズナ(蕪)、スズシロ(大根)のことを言います。正月七日に七草粥を食べるとその一年を健康に過ごせるという無病息災の願いが込められています。
・別名
「ペンペン草」 風に揺れたときの音から。
「三味線草」(しゃみせんぐさ) 実が三味線の撥(ばち)に 似ているから。
仏の座 (ほとけのざ)
・開花時期は、 2/ 5 ~ 5/末頃。
・半円形の葉が茎を取り囲んでつくようすを 蓮華座(れんげざ)に 見立てた。
・春の七草のひとつの ”ほとけのざ”はこの花ではなく、 正しくはキク科の「田平子」(たびらこ) のことを指す。
別名 「三界草」(さんがいぐさ)。 葉が段々になることから。
オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリは、ヨーロッパ原産の帰化植物で、1890年頃に東京に帰化したことがわかっている。
路傍や畑の畦道などによく見られ、早春からコバルト色の花を咲かせる。
春の訪れを感じさせる植物の1つでしょう。