椎(しい)の木の雄花…2013・5・8
2013年 05月 08日
遠くから見ると山が笑ってるように見えます。
花は雌雄別花序で、雄花は腋生の尾状花序で、雌花は腋生の穂状花序で花序の軸に1個ずつ、または3個ないし7個ずつつく。
アイボリーカラーの雲が沸き上がったかの様に全山で椎の木の花盛りです。山桜に負けず劣らずの迫力です。
栗と同じぶな科の高木で普通「椎の木」といわれている木です。シイの雄花は枝先に密生し全体が黄色に明るく色づく虫媒花で近縁のクリ属の雄花に似た生臭い香りが強く昆虫がよく集まる。
この椎の木に、この時期栗の花と同じような、一見巨大な毛虫みたいに見える紐状の雄花が咲きます。
その小さな花が枯れて下に落ちる、風に流されて飛んでゆく。
森の中を歩くと辺り一面に黄色い花穂が落ちて、椎の木の花が辺り一面です。
椎は公園や街路樹としてもお馴染みの高木ですが、材は建材の他にシイタケ栽培用のホダ木として用いられる。