柿の花(雌花・雄花の写真と説明)・・・2013/5/20
2013年 05月 20日
西条市の丹原は柿の産地で有名ですが名産柿の花です。
これが柿の雌花。雌花ばかりで雄花がありません。これは、富有柿であることが原因のようです。
富有柿は雌花しか咲かず、雄花は一般的な品種(富有など)にはつきません。
甘柿の場合、他のカキからの花粉が受粉しないと実らないそうです。また、受粉しないと結実が安定しません。「富有柿」は種子形成力が強いので、受粉することで種子が入りやすい性質があります。
栽培品種は実を多く収穫できるように改良した結果、雄の花が咲かなくなってしまいました。別に雄の花の咲く柿を植えなくてはならないのです。
カキは雌花しかつけない品種が多いので、雄花と雌花の両方をつける品種(西村早生、禅寺丸、筆柿など)を富有柿など受粉を必要とする品種の近くに植えるか、それらの花粉を使って人工授粉をおこないます。
そこで雄花を大量に咲かせる「受粉樹」を畑に混植して受粉しやすくします。
雄の花と雌の花が一本の木に別々に咲く(雌雄異花・雌雄同株)の柿の木では、雌花は点々と離れて1か所に1つ黄白色のものが咲き、柱頭が4つに分かれた雌しべがあり、周辺には痕跡的な雄しべがある。雄花はたくさん集まって付き、雌花よりも小さい。、
雄花はドウダンツツジのように、壷状の花がたくさん咲いています。
下は「雄花」です。
当然のことですが)雄花にはおしべが、雌花にはめしべがつき、雌花はそのまま実になります。
雄花は時期が過ぎると落ちてしまう。
俳句や短歌を調べましたが、花ちる・・・・こぼれけり。。。雄花の様子でしょうかね。!?
2016/5/12
田滝地区の下の方に行ったので、ちょっと駐車して見ました。柿の花がたくさん咲いていました。
この柿の畑は2015/4/16日にUPしたときは若葉でした→こちら
西条市丹原町田滝の収穫祭と柿畑…2015/10/18
今しがたアップした私の記事にこのページをリンクさせていただきました。
https://sorairo02.exblog.jp/27637832/
事後承諾になりますがどうかご容赦くださいますように。
どうぞよろしくお願いいたします。