麦刈りと畑の麦焼き…梅雨前の風物詩…2013/5/28
2013年 05月 28日
西条市で5月25日、26日に見た麦刈りの風景です。
麦は5月下旬から6月上旬が収穫時期ですが、2013年は梅雨入りが早い予報なので、コンバインで梅雨に入る前に刈り取っていました。愛媛県西条市はハダカ麦の産地です。
愛媛県は、裸麦の作付面積&収穫量が日本一で、中でも西条市や東温市・松前町は裸麦の県下三大生産地になっています。
麦を刈った翌日は、麦畑焼きもこの時期の風物詩。
今治で、日本丸を見送って、帰路の途中ではもう、あちこちの麦畑から煙が空に立ち登っていました。
煙は遠くで登っていたので撮れませんでした。
裸麦の用途は、ビール、焼酎、麦味噌、押し麦(麦飯)に利用され最近では、食物繊維のβ-グルカンを多く含むことなど裸麦の健康機能性が注目され、新たに食用の需要が出てきているそうです。
俳句を2つ選び入れました。
麦を刈るあとを便りに燕かな 漱石
麦刈りし人のつかれや昼の月 龍之介