岩桐草(イワギリソウ)
2013年 05月 30日
「絶滅危惧種に関しては場所を公表しない方が良い相ですので新居浜の山中と しておきます。日照り続きで萎れていた葉も昨日の雨でピンとしてました。」・・Tさんに写真とコメントいただきました。
以下に。Manryouyも調べました。
分布:本州(近畿地方以西)、四国、九州
花期:5~6月
特徴:イワタバコ科の多年草。近畿 地方以西、四国、九州の渓谷に岩場に自生する山野草です。
こちらは花の様子が桐の 花に似ているのですが、これが岩桐草という名前に繋がるのでしょう。
岩壁に 生え、高さ12~15センチ。全体に軟毛が密生。葉は長い柄があり、厚く、広卵形。夏、 紫色の花を10個ほど開く。
葉は根ぎわに付き、長さ3~10cmの柄があり、広卵形で長さ4~10cm、鈍鋸歯があり、先はやや尖る。
葉の間から長さ12~15cmの花茎をだし、頂の散形花序に紅紫花を10個ほどつける。
花冠は漏斗状唇形で長さ約2cm。
毛の多い葉や花の形がキリを思わせ、岩上に生えるのでこの名が付いたのもうなずけました。