実がつく石榴 (ざくろ)の花…2013/6/6

柘榴の花が 少し前から咲いていました。

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開花時期は、 6/ 始め ~ 7はじめ頃。鮮紅色の花をつけています。

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西南アジア原産で、日本へは10~11世紀頃渡来。

花は 「子房」は花被片よりも下につく「子房下位」
・雌蕊の一部分で、蕚と花弁は6枚、雄蕊は多数ある。

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実(み)は食べられおもしろい形で、不規則に裂けている。

赤く透明な多汁性の果肉の粒が無数に現れる。
果肉一粒ずつの中心に種子が存在する。

花石榴 久しう咲いて 忘られし   正岡子規(1902年没)

梅雨の しきに小暗き片庭の 石榴の花し 灯ひに似たるかも 伊藤左千夫(1913年没)

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種(タネ)が多いことから、アジアでは昔から子孫繁栄、
豊穣のシンボルだった。また、実を煎じた液でうがいをすると
扁桃腺炎に効き、陰干しした花や実を煎じて飲むと下痢止めになるらしい。


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by manryouy | 2013-06-06 08:10 | 夏の花 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


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