トンボの終齢幼虫13回目の脱皮は初めて見る

「所用で前神寺に来たところトンボさんが変身中でした、
セミは何度か見る機会がありましたが「トンボの脱皮!」は初めて見ました!
脱皮に気づいたのは AM 6時21分 」・・・親戚Tさんのコメントと写真です。

トンボの終齢幼虫13回目の脱皮は初めて見る_f0231709_13493848.jpg

6:21分

水も無いのに、どこから来たんだろう?
蝉と同じように上部が開いて頭部から上に出てその後反り返って尾の部分が出てから、羽が開きよく乾くまで脱皮した殻に止まっているようです。

そこで、興味しんしんのmanryouyが詳しく調べました。

ギンヤンマの成虫は交尾後にオスとメスが連結したまま、あるいは、単独で水面に突き出た水草などに止まる。
メスは腹部先端にある産卵管を植物の組織内に突き刺し、1粒ずつ産卵する。
孵化する幼虫(ヤゴ)は脚が畳まれ、薄い皮をかぶった前幼虫だが、植物内から水中に出た直後に最初の脱皮をする。

幼虫は水中でミジンコ、アカムシ、ボウフラなどを捕食して成長する。大きくなるとメダカなどの小魚やオタマジャクシなども捕食するようになり、えさが少ないと共食いもする。越冬も幼虫で行う。
終齢幼虫までに要する脱皮の回数はトンボの種類によって異なるが、ギンヤンマは前幼虫からの脱皮を含め13回の脱皮を行う。
トンボの終齢幼虫13回目の脱皮は初めて見る_f0231709_13565127.jpg

6:22分

成長した幼虫は緑褐色で体毛は少なく、前後に細長いヘチマの実のような体型をしている。
充分に成長した終齢幼虫は夜に上陸し、地面と垂直な場所で羽化を行う。翅と腹を伸ばし、体が固まった成虫は朝になると飛び立つ。

クロスジギンヤンマ にも似ていますが定かには分かりません。
説明を貼ります。

トンボの終齢幼虫13回目の脱皮は初めて見る_f0231709_1358723.jpg

6:24分

『成虫の胸部には黒くて太い線が2本あり、和名はここに由来する。頭部にはT字状の紋がくっきりと現れる。
♂の腹部は腰の部分は青藍色(♀は黄緑色)で、黒地に青の小さな斑点(♀は黄緑色)が散らばる。ギンヤンマよりも一回り大きく体長は80mmで、複眼は青色。また「ギン」の由来となる腰の部分の腹側の銀白色は、本種では未熟期にのみ見られ、成熟するにつれて消えてしまう。

トンボの終齢幼虫13回目の脱皮は初めて見る_f0231709_1359293.jpg

7:41分

飛び方もギンヤンマのそれに比べるとやや弱々しく、ギンヤンマよりも捕獲が簡単な種である。やや暗い林の池や沼などを好み、ギンヤンマと違い、もっぱら単独で産卵する。』

名前
URL
削除用パスワード
by manryouy | 2013-06-30 14:03 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


by manryouy