笹ヶ峰お山開き柴燈大護摩供…2013・7・13
2013年 07月 13日
笹ヶ峰を「石鎚山」として奉ずる往生院正法寺(新居浜市大生院)。当山の先達行者によって、この黒森越えの参道は今も守られている。
最近は愛媛鉱山跡から鉄塔道を利用して堂ヶ成に至る渦井川源流コ-スが整備されている。
堂ヶ成は黒森山北西の1607m小ピ-ク付近の平坦地を言い、往古は堂宇が建立されていたという。
ここに「権現さん」と呼ばれ親しまれている石仏が2体あって、道はこの石仏に向かって正法寺からずっと続いている。
権現さんから頂上までは尾根上の快適な道。黒森山上は第1から第3ピ-クまでアップダウンが激しいが、かなり充実した達成感が楽しめる。
13日(土)の笹ヶ峰玄関口中萩駅前の鳥居 .
渦井川での風景です。
石鎚山、瓶ヶ森、笹ヶ峰は伊予三名山とされている。それぞれ異なる景観を 楽しめる。石鎚山(1,982m)瓶ケ森(1,896m)は、笹ヶ峰(1,860m )とともに愛媛を代表する山。
殆どの顔ぶれが 先の石鎚山お山開き大祭に携わった方々です。
護摩焚き後 火渡りの準備の間に黒森会による和太鼓の奉納演奏がありました。
火渡りも始めは 装束に火が つきそうな火炎の中を渡っていました。
柴燈大護摩供とは、古来、山伏が山岳修行の際、柴(しば)を使い護摩壇を設け、
所願成就を祈念する伝統行事だそうです。
皆様のお願い事とお名前を書いた護摩木を護摩壇の炉に投じ、お不動様の智慧の炎によって清浄な願い事として所願成就を祈念しました。
火渡りを終えると めいめい石鎚金剛蔵王権現像を 拝たいしました。
中には個人所有の権現像を持参し護摩の煙にあてがっていた方も居られました。
稚児達も火渡りを終えました
明日は笹ヶ峰参拝登山ですが同行は遠慮とさせていただきます。
取材提供は親戚Tさんです。