ヤブガラシ

ヤブガラシ(藪枯らし)は、ブドウ科ヤブガラシ属のつる植物。

藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示している。
別名  ビンボウカズラ(貧乏葛)

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貧乏葛の花も咲き始めました
日本国外では東アジアから東南アジア、日本国内では北海道西南部から南西諸島まで分布する多年草。

道端、林縁、荒れ地などに生え、市街地では公園のフェンスなどによく絡まっている。
つるの長さは2 - 3m。葉と対生する巻きひげが伸びて他のものに巻き付き、覆い被さって葉を茂らせる。

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花は葉と対生する散房状の集散花序につき6-8月ごろ徐々に開花する。

花は直径約5mmで薄緑色の花弁4枚と雄蕊が4本雌蕊が1本ある。

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花弁と雄蕊は開花後半日ほどで散ってしまい、白色の雌蕊が中央に立った直径約3mmの橙色の花盤(盤状の花托)が残る。

この花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。

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by manryouy | 2013-07-19 00:05 | 夏の花 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


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