ヤブガラシ
2013年 07月 19日
藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示している。
別名 ビンボウカズラ(貧乏葛)
貧乏葛の花も咲き始めました
日本国外では東アジアから東南アジア、日本国内では北海道西南部から南西諸島まで分布する多年草。
道端、林縁、荒れ地などに生え、市街地では公園のフェンスなどによく絡まっている。
つるの長さは2 - 3m。葉と対生する巻きひげが伸びて他のものに巻き付き、覆い被さって葉を茂らせる。
花は葉と対生する散房状の集散花序につき6-8月ごろ徐々に開花する。
花は直径約5mmで薄緑色の花弁4枚と雄蕊が4本雌蕊が1本ある。
花弁と雄蕊は開花後半日ほどで散ってしまい、白色の雌蕊が中央に立った直径約3mmの橙色の花盤(盤状の花托)が残る。
この花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。