池に咲く菱の花と葉・・・2013/9/25
2013年 09月 25日
葉は菱形で水面に放射状に広がり、葉柄はふくらんで内部がスポンジ状の浮きとなる。その点でホテイアオイに似るが、水面から葉を持ち上げることはない。
また、完全な浮き草ではなく、長い茎が池の底に続いている。
花径は10cmあまりで6月から10月ころまで目立たない程度に咲き続けます。
花は両性花で、花びらは白く、葉のすき間から水面に顔を出して咲く。
がく、花弁、雄蕊は各4個で子房は半下位。胚珠は2個あるが一方だけが発育し大きな種子となる。胚乳はなく、子葉の一方だけが大きくなってデンプンを蓄積する。
ヒシは水の底に沈んだ種から茎を伸ばして、水面に空気を含んだ葉を広げます。
花は受粉すると水中に入り水面下に菱形の実を付けます。
果実は横から見ると菱形で両端に2本のとげ(がくに由来)がある。