セイタカアワダチソウ(背高泡立草)…2013・10・8
2013年 10月 08日
10月8日の午後、道を走行中に見ると一面黄色い絨毯のようになってきました。
日当たりの良い空き地や河川敷で大繁殖し勢力範囲を広げ、日本の在来種等他の植物を駆逐していることが問題視されています。
特に、ススキ(薄) とのバトルには凄まじいものがあります。
小さな頭花を密に付けて大きな円錐形の花序を作ります。
虫が媒介して花粉を運ぶ虫媒花なので風が運ぶ風媒花とは違い花粉症発症の要因では無いとされます。
なぜあれほどまでに繁殖するのかといえば、アレロパシー作用を持ってるそうです。
このアレロパシー作用というのは、根とかの部分からある種の天然化学物質を出して他の植物の種子の発芽を抑制する効果のことで、セイタカアワダチソウの場合、他の植物だけに限らず自分自身の種子の発芽をも抑制してしまうらしい。
そのため何年かすればそのあたりでは生えなくなってしまうようです。
そういった効果を利用して最近では、雑草除去作業を軽減し、そのもの自身を緑肥として活用するといったことなどにも注目されつつあるようです。
養蜂家が秋の蜜源ともしています。