ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)
2013年 10月 30日
ヒヨドリジョウゴは多年生のツル植物です。
ツル植物としてはややおとなしい植物で、覆い尽くほどには繁茂しない。
花冠は白色で1cmほどで晩夏~10月に大きく外に反り返った五枚の白または紫色の花弁を持つ。
5個の花弁はそり返るので、合わさった葯が良く見えて、花筒の入り口には緑色の斑紋がある。雄しべは花柱を取り巻く。
全草に柔らかな毛を持ち、葉はアサガオに似た三裂したものから、卵状のものまで部位によって大きく変形。下部の葉は深い切れ込みがあり、葉は変化が大きく分裂しないものから3裂、5裂するものなどがある。
果実は秋に1cm程度の球形の実を付け、赤く熟すものが多いが、黄色になるのもある。
果実は緑色から11月に入るとから朱紅色に熟し、小さなほうずきのイメージがある。
ヒヨドリジョウゴの名は、ヒヨドリがこの実を好んで食べることから名付けられたとされるが、実際にはとくに好んで食べるわけではなく、冬になっても残っていることが多い。
鮮やかな赤色の実は、生け花展で見ることがあります。
9月24日にUPはMOREに入れました。
[ 日本大百科全書(小学館)などでしらべると、
ナス科の多年生つる草。和名の由来はヒヨドリが好むとの意味という。
ツル植物としてはややおとなしい植物で、覆い尽くほどには繁茂しない。
森林との境界部分などに生育していることが多い。
8月から9月にかけ、白い花を咲かせる。 花は5枚の花びら大きく外に反り返り、合わさった葯が良く見える。
果実は緑色から朱紅色に熟し、小さなほうずきのイメージがある。
果実は秋に1cm程度の球形の実を付け、赤く熟す。
冬になっても残って、鮮やかな赤色の実は、冬枯れの野によく映える。