蕎麦の実と栄養成分・二八そば
2013年 11月 05日
秋ソバは、8月上中旬に種を蒔き、9月中旬ごろから白い清楚な花をつけ、その後に黒い三角のソバの実を付けていき、11月になると収穫です。
収穫されたソバの実を「玄そば」といい、これを製粉するとそば粉になります。
そばは、主食となる米飯やパンなどと100gあたりの栄養成分を比べると、ビタミンB1やB2が豊富に含まれています。
ビタミンB1には、炭水化物を身体に必要なエネルギーに変える働きがあり、ビタミンB2にはたんぱく質などの代謝に必要な酵素の働きを助ける作用があります。
たんぱく質も米飯に比べると多く含まれているのも特徴です。
ビタミンAやCは含まれていないので、それらを多く含む緑黄色野菜をてんぷらなどにして一緒に食べると、栄養的に大変バランスが良い食事になります。
そばは味だけでなく、栄養的にもお勧めしたい食べ物です。
蕎麦うちは、挑戦そば粉8割、小麦粉2割の二八そばが一般的です。
二八そば
まず始めに、そば粉と小麦粉を8:2で混ぜ、そば粉と小麦粉の約半分の量の水を入れ、できる限り水分が均等になるよう混ぜます水分が均等に行き渡ると、粉がくっついて固まりができます。これをこねて中の空気を抜くと、生地ができあがります。
「しっかり力を込めてこねることで、コシのあるそばの生地ができたら、次は生地を伸ばす作業です。生地を手である程度まで広げたら、後は麺棒を使って薄く伸ばしていきます。このとき、均等に長方形になるように伸ばしていく。
生地を薄く均等に延ばしたら、生地を折りたたんで、そば包丁を使って、麺の太さが均等になるように切ります。
最後に切ったそばを1分程茹でたら出来上がりです。