石鎚山系も春・杉木立と、ゆりわさびの花・・・2014・3・27
2014年 03月 27日
ブナ原生林からの清き水が こんこんと流れていました。
杉木立は 綺麗に枝伐ちされていて花は最上部に少しついている位でした。
鳥兜と山葵の緑が鮮やかに目にとびこみます。
今回は足早に帰路につきました。
途中 長沢ダム湖畔の木々の芽吹きや馬酔木や五倍子の花が綺麗でした。
杉木立の中に,ゆりわさび(百合山葵)の花が健気に咲いていました。
ゆりわさび (百合山葵)の花・2012・3・10に詳しく載せましたので貼ります。
3~4月に花径1センチくらいの4弁の小型白い十字花を咲かせる ユリワサビ。
アブラナ科ワサビ属で日本固有種。北海道から九州にかけて分布し、山地の、沢沿いなどの森林中に生える常緑の多年草で草丈30cm以下とか。
湿気の多い山地の日影地の 地面に生え細い茎を伸ばし
根元部分の葉はハート型で、先につく葉は割れて2~5cmとワサビの半分以下の大きさ。
オオユリワサビ・ワサビ・ユリワサビの花は、白い十字花でよく似ています
わさび同様に辛味を利用するユリワサビは根の茎が細く花柱が短い事で簡単に区別できます。
香味がワサビと同じで根の基部がユリの鱗茎に似るのでこの名前がつく。
若い茎葉をおひたしや和え物、天ぷらなどで食べ、薬味にもしますが希少種で、可憐な花を見てしまうと食べるのは……
用途:::茹でて和え物などにして充分春の味覚楽しめます。葉ワサビの代用になるそうです。
3月10日・四国山地で午後撮影・・Tさん提供