ビヨウヤナギ(未央柳)…2014・5・23
2014年 05月 23日
ビヨウヤナギに未央柳を当てるのは日本の通称名。
ビヨウヤナギは約300年前に中国から渡来した木で、5~7月に直径5センチ程度の花を枝先に数個ずつ咲かせます。
枝先がやや垂れ下がる樹形で、葉がヤナギに似ているのでビヨウヤナギと呼ばれますが、ヤナギの仲間ではありません。
花期は5-7月頃で、直径5センチ程度の黄色の5枚の花弁のある花を咲かせる。
キンシバイにも似るが、特に雄蕊が長く多数ありよく目立つ。雄蕊の基部は5つの束になっている。葉は十字対生する。
由来は、白居易の「長恨歌」に
太液の芙蓉未央の柳此に対ひて如何にしてか涙垂れざらむ
と、玄宗皇帝が楊貴妃と過ごした地を訪れて、太液の池の蓮花を楊貴妃の顔に、未央宮殿の柳を楊貴妃の眉に喩えて 未央柳の情景を詠んだ一節があり、美しい花と柳に似た葉を持つ木を、この故事になぞらえて未央柳と呼ぶようにぶようになったと考えられます。
あるいは花が美しい ことから、"美容柳”とも表されます。
西条総合福祉センター前広場でも21日に見たときビヨウヤナギも少し咲き始めていましたが、蕾が多かったです。