小坊主弟切(こぼうずおとぎり)…2014・5・29

花がオトギリソウに似ていて、花後の実が小坊主に似ているのて付いた。
コボウズオトギリ オトギリソウ科 オトギリソウ属

花径は1.5センチ位です。タイリンキンシバイやビヨウヤナギも同じ仲間です。

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花の中央の黄色い球形のものは果実です。実は花が咲くと同時に果実をつける変わり種です。やがてこの果実は赤くなり,そして黒くなります。この赤い果実は活け花にもつかわれるようです。白い果実もあるようです。

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なお,科名,属名の「弟切」の由来は以下の伝説によるようです。

コボウズオトギリはヨーロッパや北アメリカに広く分布するオトギリソウ科オトギリソウ属(ヒペリカム属)の半落葉低木で、学名はヒペリカム・アンドロサエマム。 果実が丸く光沢があることから小坊主の名がついたのだろう。

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花屋さんでヒペリカムというとこの品種を指すことが多いそう。 ところで、オトギリソウの弟切とは、こ平安時代に鷹飼晴嵐という鷹匠が代々受け継がれた鷹の傷薬である秘薬を弟が漏らしたというので,その弟を斬り殺したという伝説からのようです。オトギリソウには花弁・顎には黒点と黒線がはいるそうですが,その黒点が弟を兄が切った時の返り血であるとのことです。

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2012年6月の再編を貼りました。

b>コボウズオトギリ(小坊主弟切).の花

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別名はヒペリカム・アンドロサエマム オトギリソウ科 

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花と実が一緒に見られる変わった花。

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「キンシバイ」や「ビヨウヤナギ」に似た花を咲かせる低木だけど、花の大きさは「キンシバイ」や「ビヨウヤナギ」が8cm前後なのに比べ、こちらは3~4cmでかなり小さめ。

そのため、花よりも実が観賞に用いられているようで、赤い実が輝いています。



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by manryouy | 2014-05-29 17:00 | 夏の花 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


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