月夜と大霜・満月が木星に接近・・・2015/2/2

大霜の2月初旬は、畑に霜が降りて白くなっていました。

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月夜の大霜ということは昔からよくいわれています。月がこうこうと輝くような晴れた夜には、霜が多く降りるから注意したほうがよいという意味らしいです。

朝起きると、かなり寒くて、すぐに手足が冷えて、しんしんと底冷えがします。。
急いで携帯の実況観測値・西条付近を見ると。午前6時は、2月1日と2日朝は ともに0℃以下でした。

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月がよく見えるような夜間に快晴の時は、地面から空に向かって放射熱量が多くなり、地面近くが著しく冷えるので、それだけ霜の降りる量が多くなり、いわゆる大霜となります。

それでは、月夜には必ず大霜になるかというとそうではありません。月夜でも風があると、地面近くの冷えた空気が吹きあげられるので、それほど冷えないことがあり、霜の見られないことがあります。

四国山地の雲間から昇って来たお日の出です。

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なお、朝方の最低気温が2度以下に下がると霜は降りるようになり、月夜の大霜とは、霜害の起こりやすい春や秋に見られる霜についての警告のことわざでした。
 
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木星の明るさはマイナス2.4等~マイナス2.6等で、2月は木星は一晩中見えます。
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2月4日は20時頃には、満月が木星の下に最接近し、隣り合う姿を楽しみたいものです。

このブログ投稿後、再度携帯の実況観測地・西条付近を見ると17:30分現在でも6.6℃で、底冷えのする日中でした。


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by manryouy | 2015-02-02 17:46 | 天体に関する話題 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


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