編笠百合 アミガサユリ・・・2015/3/23
2015年 03月 23日
ユリ科の多年草。高さ約50センチ。春、薄い黄緑色で鐘形の花を下向きにつけ、内面に紫色の網状の模様がある。
地下茎は厚い鱗片(りんぺん)からなり、漢方で貝母(ばいも)といって薬用。有毒。はるゆり。
編笠百合(新居浜と今治・庭園に咲く)…2013・4・2
に詳しく調べて載せたので再掲します。
達川に編笠百合の花が咲いてました。
マイントピア別子入り口向かいのお宅のお庭です。
残念ながら自生では無い様です。
編笠百合は中国原産で日本全国に栽培されているユリ科の半蔓性多年草。
薬草、観賞用として植えられていますが、半野生化しているものもあります。
早春に、茎の先端部に1、2個ずつ、淡黄緑色の鐘状花をやや下向きにつけます。
花被(ガクと花冠)の内側に紫色の網目状斑紋が見られます。
独特の風合いから、茶席にあっても良く馴染み、茶花として珍重されています。
茎は直立し上部で線状葉に、そして、先端が巻きひげ状となります。
こちらは、3月31日、今治朝倉のMさん宅に立ち寄った時に、写真に撮らせていただきました。
貝母(ばいも)の花で、茶花にするといわれていました。
切り取ってくださったので、manryouy宅に活けました。
調べてバイモの意味がよくわかりました。
6月頃、茎と葉が枯れる頃に鱗茎を堀上げ、十分天日乾燥したものが生薬の貝母(ばいも)で、この内、日本市場品は主に浙貝母(せつばいも)です。
大粒の白くて充実した鱗茎が上質です。
一方、小粒のものは川貝母(かわばいも)で同様の効果を有する生薬です。