室山義通寺(西条市飯岡)の桜と日本的な美意識…2015/4/7
2015年 04月 07日
飯岡・半田山の山裾(愛媛県西条インターチェンジの西あたり)に ある小さな寺。
元禄4年(1691年)秋、小松藩主3代藩主一柳直卿(ひとつやなぎなおあきら)公がこの地に遊び室山の紅葉をめで、“秋の都”=秋都庵と名付けられたのが始まりといわれ、「秋都庵」の扁額(へんがく)も庫裡(くり)に掲げられている。
室山義通寺といい、秋都庵の愛称で親しまれている。
これはまた一興の桜花の絨毯・花筵(はなむしろ)です。
毎年この季節になると大勢の外国人旅行客が満開に咲く桜をひと目見ようと日本を訪れています。
しかし、よく人生の儚さに例えられる桜の持つ文化的な意味を知る人は少ないようです。
そんな咲く桜よりも散る桜の方が美しいという日本的な美意識について、海外の桜好きからは様々な意見が寄せられていました。
● 日本で生まれ育った多くの人にとって桜はとても思い出深い大切なもの。
● 桜の花の短い命は「始まりのあるものには全て終わりがあって、
人生は素晴らしいけど儚い」ことを思い出させてくれる。
● 桜は咲いている時よりも散る時の方が美しくて好き。
出典: gaijinpot
親戚Tさん写真提供。編集manryouy