オオキンケイギク(大金鶏菊)…2015/5/31

今年も道路沿いや河原でコスモスに似た黄色の花が咲き始めました。
大金鶏菊(おおき んけいぎく)です。

オオキンケイギク  (キク科 ハルシャギク属)
開花時期は、 5/20頃~ 8/10頃です。

オオキンケイギク(大金鶏菊)…2015/5/31_f0231709_2114185.jpg


オオキンケイギクは北アメリカ原産の帰化植物であり、栽培されていたものが野化した。
河川の土手や河原を中心に広がっていたが、帰化植物ではあっても花が美しいので、移植されたり刈り残された。

オオキンケイギク(大金鶏菊)…2015/5/31_f0231709_21262.jpg

 
荒地に強いことから、河原で繁茂し、在来の植物に対して大きな影響を与えるからであり、カワラナデシコなどの生育する河原にオオキンケイギクが侵入すると、カワラナデシコは負けてしまう。

オオキンケイギク(大金鶏菊)…2015/5/31_f0231709_2124248.jpg
この花は2006年、特定外来生物に指定され、栽培・譲渡・販売・輸出 入などが禁止されています。 栽培しなくても勝手に生える花。

オオキンケイギク(大金鶏菊)…2015/5/31_f0231709_221036.jpg


今は逸出したものが広く野生化しており、各地で在来の生態系に関わる被害が指摘されている。

オオキンケイギク(大金鶏菊)…2015/5/31_f0231709_2213739.jpg


そのため外来生物法(2005)により「特定外来生物」に指定され、一般の栽培は禁止、必要な場合は防除、とされている .

オオキンケイギク(大金鶏菊)…2015/5/31_f0231709_2222386.jpg

名前
URL
削除用パスワード
by manryouy | 2015-05-31 22:03 | 特定外来生物 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


by manryouy