キツネノカミソリ(狐の剃刀)…2015/8/21
2015年 08月 21日
8月30日の誕生花の花言葉は「妖艶」
は薄暗い林床にいきなり花茎だけをすっと伸ばして橙赤色の花をつける妖しいほどのなまめかしい姿からつけられたそうです。
キツネノカミソリ(狐の剃刀)2014/7/31も貼ります。
狐の剃刀の花も咲きはじめています。秋の訪れは早そうです?!
キツネノカミソリ(狐の剃刀)ヒガンバナ科 多年草
草丈:30~50cm
ヒガンバナと同様に、花が咲くときには葉がない。
花茎は高さ30~50センチメートル、茎頂に3~5花をつける。花は8月に開き、黄赤色、花被片(かひへん)は長さ5~8センチメートル、雄しべは6本で花被片とほぼ同じ長さ。本州、四国、九州および中国に自生している。
キツネノカミソリは、お盆ころに、ヒガンバナはお彼岸に花を咲かせ、なにやらご先祖様と因縁のある植物である。
ヒガンバナが人里の刈り取り草原や河原だけに生育するのに比べ、キツネノカミソリは林縁や明るい落葉広葉樹林に生育している。
名前の由来は葉の形がカミソリに似ているとのことであるが、花の色がキツネの体色をイメージさせ、花だけが咲いているのが奇異であることかもしれない。
キツネノカミソリの花は2013年も8月2日に写真撮り載せたので再掲します。
花はもう季節を知らせていると思いました。
名前の由来
花の色が「キツネ色」で、帯状の葉をカミソリにたとえたものであるというのが、一般的です。なお、「キツネ色」は狐の毛皮の色で、食べ物などが焼けた様子を「キツネ色にこんがり焼けた」などと形容されます。
なお、キツネの名は、さびしげな場所に咲くからという説や、薄暗い場所に突然黄赤色の花だけが咲くことから「狐火」に例えたものであるなど諸説あり。
似たのものとの区別・見分け方
ユリの花に似ていますが、花時に葉がないことで、ユリの仲間とは容易に区別できます
(同属)のヒガンバナでは、鮮やかな赤色の花被片がとても細くて強く反り返るので容易に区別できます。
ショウキズイセンでは、花被片が黄色でやや反り返り花糸が花冠から突き出しているのが目立つので区別は容易です。
ナツズイセンは、ヒガンバナと同様に人家周辺に生育し、花色が淡紅色です。