愛媛県第一の大瀑・氷結の高瀑(たかたる)の滝・・・2016/1/22
2016年 01月 23日
伊予の名瀑 【西条市小松町】の氷結の高瀑の滝を見物してきました。・・・親戚Tさん提供
13:12分
6時間かかってよぉ~やっとキタ~!
オ~オ~オ~よぉ~凍っちょる~!!
雲は切れるまでタイムリミットギリチョンまで待ったけんど けっこに晴れまへんでした。
落差132m、幅100m 関西随一の規模
石鎚山の山中の西ノ冠岳の西にあり 愛媛県第一の大瀑なれども人家より三里あまりの通路は極めて険悪で容易に滝に到り難しと紹介されている。
三里って、何キロだ!
はてなマーク 調べました。 1里=3927メートル 3927×3=11781メートル。
高さ132m.幅100mほどの岸壁が続き、その中央に氷のシャンデリアがそそり立っている。
昔から(伊予の国)ナンバーワンのフレコミは大袈裟ではない。
こんな勇壮な滝は、愛媛県内には,他に見当たらない。
この岩壁、上部は天狗岳火砕流堆積物、下部は斑状花崗閃緑岩から構成されているという。
岩肌はほとんど雪で覆われていたので、じっくり観察することはできない。
以下は道中の悪路と積雪の難所を越え
尾根をこえる親戚Tさんの奮闘記です。
白猪の滝ときたら高瀑だろ!言う事で急遽1/22日は高瀑渓谷へ行きました。
えらい手前から道は崩れて通行止めになっちょったけん2本の足で行け行け行きまくれ~!
7:07分
積雪はまだ10cm程でした。
真夏の陽気で熱中症になりそうなけん よぉ~け着込んどったのを脱ぎ飛ばして肌着とヤッケの2枚に減して も ぐゎいに動いたら汗は吹き出る!
7:24分
奥の方では雲隠れしとった山が見え隠れする中で、朝日が当たって霧氷が光っちょります。
7:32分
方々で谷ごの大石は暴いて道を破壊して流れ出てきちょります。
7:34分
人間様の私利私欲を嘲笑うかの様に自然の猛威で豪快に破壊され自然の姿へと帰りつつあります。
7:44分
自然の姿に近づいたからか いのちやんも我がよの春を謳歌し走り捲って おがし捲っちょります。
お行儀よく道の真ん中に ひりかづいちょります。
向かいの山がくっきり見え時折、雉(キジ)に似たヤマドリが大きな羽音をたてて飛び立ちます。
豊かな自然が溢れちょりますが、熊さんにだけは御出座しにならん様静かに冬眠しといてもらわないかん!
崖の締め出し岩清水は ええ状態で凍っちょります。
8:40分
何山か知らんけんど奥山も ええ色で冬の様な景色どす。
8:28分
高瀑までにたった1つあるトンネルまで よぉ~やっとキタ~!
8:45分
手堀りの 十ヶ峠トンネルに やって来ました ...ぐゎいに寒い訳でもないのに縁周りは凍っちょります。
約2時間かかって昨年駐車した場所にたどり着いたァ~!
たるみ橋上の堰堤の氷柱シャンデリアは今年は ちいと小さい様な気はします。
9:16分
高瀑登山口に向けて歩くのみ!
積雪は約20cmだった!
9:22分
約2時間半かかって よぉ~やっと高瀑登山口に到着。
高瀑自然研究路
ここは海抜1,000m。この渓流は加茂川の上流のひとつで、高瀑渓谷(たかたるけいこく)と呼ばれています。流れにそって自然林の中を行くと、約60分(約1,800m)で高さ132mの高瀑(たかたる)の滝に着きます。この渓谷は、四季を通じてすばらしい景観です。
ここから 約1時間の 高瀑(たかたる)の滝(132m) までの 標識看板です
9:35分
昨年より2時間のハンディと平日は たいがい後続も 来んだろけん高瀑までたどり着けるやら どぉ~やら判らんけんどタイムリミットまで登ってみたァ~!
10:45分
昨年より雪質は ちいと湿り気はあって氷の食い付きは良さそうなけんアイゼンなしで登った!
10:53分
積雪は30cm程になった。アイゼンない分、軽快に進みますが徐々に雪が深まります。
はよう行かな日は暮れるのに撮影しもては なかなか進みまへん!
撮影しながらも歩みを止めず大汗かきながら邁進するも随分雪が深くなり なかなか進みまへん!
11:05分
あずりかやしてルート最大の難所までキタ~!
11:20分
11:36分
11:42分
難所を越えると向かいの尾根の後ろに高瀑の氷瀑が見えました。
11:52分
今年も よぉ~凍っちょる様どす。
11:53分
難所を降りたところに高瀑と比べると小規模じゃけんど単独で見たら なかなか立派な氷瀑があります。
12:16分
12:20分
難所を越え もう一尾根こえると高瀑ですが 益々深くなる雪に なかなか進めまへん!
12:28分
12:30分
12:38分
いよいよ最後の一尾根に なったけんど徳ちゃんの洗濯岩のほら穴を越たあたりから傾斜がキツくなる。
12:44分
雪も深くなり雪の上まで足が上がらず 蟻地獄の様に上がっても上がっても ずり落ちる~!
12:44分
12:49分
積雪も80cm近くなり なんぼに上がれんので 距離的には もう少しになったけん ピッケルで どかたして 雪をかき落として足場を こしらえもて じわじわ登り詰めた。
12:50分
尾根に出たところで樹の間から高瀑の氷瀑が御出座し なんとかたどり着けそうなところまでキタ~!
13:04分
6時間かかってよぉ~やっとキタ~!
オ~オ~オ~よぉ~凍っちょる~!!
雲は切れるまでタイムリミットギリチョンまで待ったけんど けっこに晴れまへんでした。
14:02分
14:20分
14時20分高瀑を後に撮影もそこそこに下山開始。
約30分で最大の難所まで戻ったァ~
14:54分
14:55分
難所を降りてからもどろすこドンドン下り高瀑登山口までもんたァ~!
15:41分
林道に戻ったけん ちょっと速度を落としながらも歩みを止めない様にと思いながら歩く。
西陽を受けて山が光っちょったのが けっこなかったけん撮影 。
15:50分
斜面を ころげ落ちた雪がロールケーキみたいなかったけんパチリ
15:55分
16:17分
16:24分
振り返ったら高瀑源流のニの森と西冠岳らしき山が けっこに見えちょりました。
17:21分
戻りは3時間で車まで無事戻り帰路につきました。
愛媛県・高瀑渓谷(たかたる)と滝に至るまで…2015/2/7
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