石鎚山お山開き3の鎖と頂上社弥山、天狗岳NO3…2016/7/1
2016年 07月 02日
※毎年7月1日から10日間斎行される石鎚神社の夏季大祭。10日間の大祭の幕が切って落とされる.
成就社本殿に御仮泊、7月1日午前7時、信徒の背により3体の御神像を「仁」、「智」、「勇」の順に先達が背負い石鎚山頂を目指し勇壮に駆け登る。
弥山頂上
巻き道を弥山頂上に着いたら2番隊が騒ぎよりましたんどす。
9:55分
※弥山から見た最高峰・天狗岳です。約200m離れた天狗岳まで、細く痩せた尾根を歩きます。
左側は200mの絶壁、右側も急斜面。
9:56分
頂上には石の社と鳥居が 出来ちょりました。
弥山頂上から参之鎖を上がる3番隊を見物じゃけんど既に取材陣で一杯だったけんど三浦先生指定席の後ろから どぉ~ばりこぉ~ばり見物
10:06分
立派な鳥居が建立されていました。
10:13分
※一番の難所ともいえる「三之鎖」の急斜面をみんなで心をひとつにして御神体を運ぶ。
10:13分
参之鎖から新社に突入
10:14分
最終 御神像も無事着御
※日本七霊山の一つである石鎚山で行われる神事とあって、全国各地から集まる数多くの信者や登拝者で賑わいを見せる。
10:15分
10:17分
天狗岳1982m
"ひやや~こりゃまいった 石鎚山は今日も素晴らしい"を豪語される お兄さんに 毎年来られてるんですね 言われたけん 根性無しじゃけん去年は 雨降ったけん来んかったんじゃ!と申しましたのに 徳ちゃん までもが 毎年行きよるかの様な錯覚に陥る程の強烈な印象を与へた お山開き初日祭で おじゃりました。
弥山~天狗岳
頂上でやテレビ局のインタビュ~の雨霰
ちょこっと天狗岳方面に行たんじゃ!
岩苦菜みたいな花が よぉ~け咲いちょったァ~!
※タカネニガナ(高嶺苦菜)
七竃の花も けっこに咲いちょったァ~!
※ナナカマド(七竈)は5月から7月に咲くバラ科の花。
山地、街路樹、公園樹、庭木に生息 する樹木。枝先に白い小さな5弁花が群がって咲く。
天狗嶽北の 大変緩やかな岩肌にゃ よぉ~け ハ~ネスは ぶち込まれたままで 中にゃ ザイルまで 付けっぱなしで景観を損ねて よいよアカン!
姫空木みたいな花も咲いちょりました。
※山地の岩の上などに生えるが、・空木によく似ていて、 花のサイズが少し小さいところから姫空木。
舞鶴草の花は終盤
※ユリ科の多年草。ブナ帯・亜高山に分布。高さ20センチメートル 内外
紅満天星は咲き捲っちょりました。
弥山~天狗岳
1982mの西日本最高峰は切り立った尾根を更に進んだ先にある天狗岳です。
10:33分
岩笠の花も咲いちょりました。
※こぼれるようなコデマリのよう 岩笠(イワガサ)
10:35分
10:37分
米躑躅の花も ちくちく咲いちょりました。
※花径1cmほどの豆粒のような小さな白い花がしっかり、 ツツジの形
10:40分
天狗岳近くの 大変緩やかな北面の下の方に、しゃくなん の花は見えちょりました。
※しゃくなん の花(標高1500m)以上の山地に点生するのみ
※石鎚山の最高地点とされる天狗岳は、2、3人でいっぱいになる。
頂上の狭い岩の上には小さな祠が祀られています。
赤石の岩峰に迫る峻険さを誇っちょります。
小衝羽根空木?黄花衝羽根空木?の花も咲いちょりました。
小衝羽根空木や米躑躅
10:48分
※天狗岳の向こうには、天狗岳と同じ標高の南尖峰がそびえています。
天狗岳から南尖峰へ向かう途中 石鎚防風の花は ぼつぼつ咲いちょりました。
10:51分
天狗嶽から南尖峰に行たんじゃ。
11:02分
11:03分
※その下に墓場尾根、大砲岩などの奇岩群が控えている。、
11:05分
こっちの紅満天星の花は色は鮮やかな!南に行く程 紅満天星の色は濃いなった!
赤升麻の花も咲き捲っちょりました。
岩金梅の花も咲いちょりました。
※山地の岩場などに生え、高さは10~30センチになります。
根生葉は3~5個の硬い小葉からなり、裏面は粉白色を帯びて伏毛が密生します。
6月から7月ごろ、細い茎の先に集散花序をつけ、黄色い5弁花を咲かせます。
ぽつぽつ天狗岳から南尖峰向いて来る人も おったァ~!
石鎚防風の花も こっちの方は けっこに咲いちょりました。
※実は、石鎚山は西日本最高峰の名峰です。
“石鎚山”は、頂上社や頂上山荘がある弥山、最高地点の天狗岳、天狗岳とほぼ同じ標高の南尖峰など、複数のピークを持つ山体の総称です。石鎚国定公園、日本七霊山、日本百名山。
この南尖峰の とん先は赤石の峰々を彷彿させる峻険さで おじゃります。
最高地点と想われる場所にゃ 木の お札は ありましたんどす。
南尖峰の 緩やかな北面に四国一華みたいな白い花が咲いちょりました。
南尖峰で 昼下をいただき の~んびり天狗岳まで もんた。
天狗岳北面にも石鎚防風は咲いちょりました。
※石鎚防風の開花:7~8月. 石鎚 山系の岩礫地に生える高さ20~80cmの多年草。
枝先に散形花序を出し小さな白い花をつける。愛媛県:絶滅危惧Ⅱ類
深山大根草の花も咲き捲っちょりました。絶壁に黄色い花が咲いていました。
※高山帯の風当たりの強い岩場に生え、高さは10~30センチになります。
根生葉はほぼ円形で茎を抱きます。7月から8月ごろ、黄色い花を咲かせます。
花弁の先はへこみ、オレンジ色の斑が印象的です。
天狗嶽から弥山上がり口まで もんた とこの 南面に 四国一華の白い花は 辛うじて咲いちょりました。
極 限られた場所で四国一華の花が咲いちょりました。
※四国一華はキンポウゲ科 イチリンソウ属の多年草。
日本各地に近縁種や変種があり、 東北地方以北にはエゾノハクサンイチゲ、四国の高山にはシコクイチゲが分布する。
近くの四国一華は まだ蕾だったァ~! 今日明日の内にゃ咲く事でしゃふ!?
弥山まで もんて 降りだしたらいかんけん さっさと下山開始
参之鎖巻き道の ゆきわり草は 終盤
弐之鎖途中にゃホソバシュロソウ(細葉棕櫚草)の花が咲いちょりました。
糊空木の花も咲き出しちょりました。 深山唐松草も花盛り 山紫陽花は まだ咲き始め
土小屋近くの笹の中に今年も笹百合の花が咲き始めちょりました。
帰路途中の花まとめる
土小屋登山口にゃ 手回し よぉ~に 消防車と救急車は待機しちょりました。
ふぅ~ら ふら よぉ~やっと土小屋遥拝殿までもんてキタァ~ ここからは車で帰路に着きました。
15:29分
親戚Tさん取材提供です。
好天に恵まれて、近年にない多方面からの写真や鎖場の様子を詳しく取材していただき
お忙しく動いていただき本当にありがとうございます。
石鎚山に咲く高山植物の貴重な花もたくさん編集できました。山の天気は変わりやすいものですが
7/1日を編集して今年は梅雨の晴れ間で多くの石鎚の花が見れてよかったです。・・manryouyより
「頂上では他の取材陣の邪魔せん様に今回は大分離れて撮影で3番隊全ての画像送信しておりますけんどなにふってもこれ以上の画像は出てきませんけん悪しからずご了承下さいませ。」少しでも、当ブログの写真がお役にたてれば嬉しく思います