熱中症と脱水症状・オーエスワン…2016/7/29

7月末も猛暑
今週末も同じような気圧配置が続くため、最高気温が35度前後まで上がり、猛烈な暑さが続く見込みです。体温並みまで気温が上がると、体の熱が外に逃げにくくなり、さらに熱中症になる危険性が高まります。

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熱中症と脱水症状・オーエスワン…2016/7/29_f0231709_19184519.gif屋外ではもちろん、室内でも気温が高いと熱中症にかかるケースがあります。
こまめな水分補給や室内の温度管理にも気をつけてお過ごし下さい。
(2016年7月29日 17時7分)
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熱中症は、高温多湿な環境で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体温調整機能の異常などによって引き起こされる様々な症状の総称です。

気温が高い状態が長く続くと、発汗して、水分や塩分が失われてしまい、また湿度が高いと、汗が蒸発せず、熱がこもったままの状態になった結果、体の中の熱が放出されなくなってしまう状態です。以下のような症状が現れたら、熱中症にかかっている危険性がありますので、応急処置が必要です。

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1度(熱失神・熱けいれん、現場での応急処置で対応できる軽症)
めまい、失神、筋肉痛、こむら返り、大量の発汗

2度(熱疲労、病院搬送が必要な中等症)
頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐(おうと)、倦怠(けんたい)感、虚脱感

3度(熱射病、入院して集中治療が必要な重症)
意識障害、けいれん、手足の運動障害、体に触ると熱いぐらいの高体温

出典 http://www.hakuraidou.com/info/heatstroke.html

中でも、以下の3つの症状が一つでも当てはまる場合は、重篤な状況です。
すぐに医療機関へ相談、又は救急車を呼びましょう。
・本人の意識がはっきりしていない
・自分で水分や塩分(ナトリウム)が摂取できない
・症状がよくならない

また、救急車を待っている間にも、現場で応急処置をすることで、症状の悪化を防ぐことができます。
熱中症は命にかかわる危険があります。甘く判断してはいけません。

オーエスワンは、電解質と糖質の配合バランスを考慮した経口補水液です。
軽度から中等度の脱水状態の方の水・電解質を補給・維持するのに適した病者用食品です。

出典 : http://www.os-1.jp/


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自宅でできる経口補水液の作り方

【材料】

水 1リットル
砂糖 20-40g
塩 3g
レモン果汁 1/2個

経口補水液を飲みやすく感じるときは脱水状態だと考えてください。

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身体の水分量


私たちの身体の約60%は水分です。
体重60kgの人なら、なんと36kgもの水分を、体の内にたくわえていることになります。

“人間は水分でできている”といってもいいでしょう。この身体の中の水分は"体液"と呼ばれています。
約46億年前、地球最初の生命体は海の中で誕生しました。
やがて、海から陸へ上がり、そして人間へと進化していきました。私たちの体液がイオン(電解質)を含んだ海水に似ているのは、その名残なのです。
私たちの身体は"内なる海"を持っているといえるのです。

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体温調節の大切な役割

お風呂に入っているときだけでなく、寝ているとき、通勤・通学のとき、そして、オフィスや学校で座っているだけでも汗をかいています。そんな汗には「体温を一定に保つ」という大事な役割があります。体温が上がると汗が出るのは、汗が蒸発するときに身体の表面の熱を奪って、身体を冷やしてくれるからです。夏に道路に打ち水をすると涼しく感じるのと同じです。
このように、汗が体温を一定に保ってくれているおかげで、私たちの身体は正常に機能することができ、健康に保たれているのです。
身体の中の水分(体液)は、私たちの身体の中で、とても大切な役割をしています。
栄養素を、身体のすみずみまで運ぶ.
不要になったゴミ(老廃物)を、からだの外に排出する体温を調節する.



水を飲むだけでは回復できない!?


水だけを飲み続けると、体液の濃度を一定に保とうとする身体の働きによって、過剰な水を尿として身体の外へ出してしまいます。そのため、身体の水分の量が十分に回復できない現象(自発的脱水)が起こるのです。同時に、体液の濃度をこれ以上薄まらないようにするために、脱水から回復していないのにのどの渇きがおさまり、水分不足を自覚できなくなる危険もあります。

1日の水分の出納は2.5ℓ

私たちは、ふつうに生活していても、尿や汗、呼吸によって、1日に2.5ℓもの水分を、身体から失っています。これに対して、飲み物や食べ物から入る水の量も、1日あたり2.5ℓです。
だから、体液はいつも一定の量に保たれているのです。たくさん汗をかいたときに、のどが渇くのは、減った分の体液を回復させようとする、身体の働きによるものなのです。

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高齢者---のどの渇きを自覚しにくく、脱水を起こしやすい。


高齢者は、腎臓機能の低下や、水分を多く含む組織である"筋肉の量"が減ることで、身体の中の水分量が若い人にくらべて少なくなる傾向があります。さらに、のどの渇きも感じにくくなるばかりでなく、体温調節機能の低下や、暑さに対する抵抗力の衰えなどにより、脱水のリスクが高まっています。
近年室内で熱中症を発症するケースも多く、適切な温度管理と水分補給が夏場の健康管理には欠かせません。
熱中症と脱水症状・オーエスワン…2016/7/29_f0231709_19313242.gifのどが渇いたと感じる前”に積極的な水分補給を行う必要があります。
お年寄りでは、室内にいても、水分補給が足りないため熱中症にかかる人が多く見られます。
お年寄りが特に水分補給に注意しなければならないのはなぜでしょうか。

高齢者は体温調節機能が若いころより低下しており、周りの環境が寒いと低め、高いと高めで安定してしまいます。
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また人は汗をかいて体温を下げようとしますが、高齢者では汗をかきにくくなっており、体温をうまく下げることができません。

それに加えて高齢者は、若い人よりも体内の水分量が少ないので、それほど汗をかいていないようでも、血液の濃度が濃くなってきます。こういうときは脳の働きで「のどが渇いた」と認識し、水を飲もうと思うはずなのですが、高齢者の場合はこの仕組みが低下しているため、渇きに気づきにくい「口渇感低下」という状態になり、水を飲むのが遅れるため、いつのまにか脱水を起こしてしまうのです。


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by manryouy | 2016-07-29 19:32 | 脱水症状 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


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