新居浜の中筋太鼓台の新調記念式典・製作者 から飾り幕について説明 …2016/10/9
2016年 10月 10日
中筋町は新居浜市の 南部に位置し、市内最大の担き比べ会場である山根グランドの西側にあります。
以下親戚Tさん提供写真とコメントです。
10/9日の朝 角野地区の氏神である内宮神社に担き上げて詣る予定だったけんど雨で足元は滑りよいけん中止じゃそふな!
本祭りにゃ降っても担ぎ上げよった思うんじゃけんど…?まア~ァ~念豪の限りを尽くして 見るからに重たそふな太鼓台で おじゃりましたんどす。
伊勢神宮内宮角野支店にちなんでか知らん 御木曳き車みたいな綱まで引っ付けちょったァ~!
欅の欄間は大師町の後の人間国宝???はんの透かし彫り!
欅重受け垂木は輪島塗?彫金は純金無垢?????
なんぼに純金無垢の彫り物は なんぼ裕福な言うても めんどかろ!?
木の彫刻に金箔貼りは妥当なとこだろぞい!
本体の重さのわっりゃいに棒は細いよふな?厳重な雨よけ を施して上幕 。
高欄幕が運ばれ飾り付けられちょったァ~!
幕の一枚でも ぐゎいに重たそふな!
ホイールカバーも過度の装飾でおじゃります。
欄干を支えるすみ木木口にや菊の御紋の打ち出し金物の装飾が施されちょったァ~!
薄暗い中で見る幕は一段と険しい形相で こんまい子は見たら泣き出しそふな!
今にも飛びかかってきそふでおじゃります!
鏡よ鏡 鏡さん 世界で一番…はだあ~れ?コケコォ~ロォ~!
中筋自治開館前に 角野地区の氏神である内宮神社の宮司を招いて入魂の儀。
入魂の儀式神事は済んで お披露目会場 新居郡角野町立角野小学校に出発する前に ちょっと祝杯!
お披露目会場に向けて出発だ~~~ 法要の時にゃ降りよった雨もあがって ええあんばいどす。
お披露目会場の角野町立小学校入場の前に となりの内宮神社上がり口まで持て行て2礼2拍手1礼
代表役員だっきゃ拝殿まで上がって詣ったんじゃ!
四本柱まで もんもんになっちょりましたんどす。
幕の裏まで金糸刺繍が施されちょったァ~!
高欄幕の うつのみや はんにゃ提灯は よぉ~け下がっちょった!
全体見たら緻密で豪華絢爛 細かく部分的に見たら浮き糸もちらほら…
天狗はんとじゃれあう山伏はんの首から法螺貝は ぶらさがっちょったァ~!
宇治橋の下にゃ よぉ~け鈴は流れよったァ~!
うつのみや はん前で パンパン、あん は済んで小学校入場開始。
太鼓台入場で ゆさくる度に金の四本柱は たわんで 尋常ならん重たさが ひしひしと・・・・
差し上げも なんぼに上がらん!大師町の末は人間国宝はんも招待されて ファ~ストレディ~はんと見物。
新調落慶お披露目式典の開始。
来賓挨拶 製作者金鱗㈱代表取締役 合田武氏に感謝状の授与。
製作者 から飾り幕について説明
作者が生まれた時から中筋太鼓台とは繋がりがあり自分には町内の太鼓臺的存在で新調にあたっては製作者の自由意思に任せていただき職人冥利につきました。
布団締め"は やはり山下八郎氏作の先々代の中筋太鼓台のイメージが非常に強く 怖さ迫力にこだわった作品で なぜ山下さんが胴太巻き尾の この形にしたかを考えた時に一対の竜の鼻と鼻の間に線を引くとシンメトリー(左右対称)になる事。
左右対称の美を山下氏が表現した事を今回布団締めを製作するにあたり発見したそふな!
上幕には伊勢神宮をモチーフに製作。
なぜ伊勢神宮かと言うと 内宮 は伊勢神宮内宮の意で飾り幕に入れて欲しいとの要望から ところが伊勢神宮は失礼ですが非常に簡素で普通 太鼓台は鬼門(北東)の方角が始まりになりますが中筋太鼓台は裏鬼門(南西)から始まります。
まず お伊勢さんに行くと宇治橋と言う橋が架かって五十鈴川が流れている事にちなんで鈴をあしらったデザインじゃそふな!
次に橋を渡ると神楽殿を配置。
次に鶏
鶏は天照大神につかえていたそふな!
太鼓の上に鶏が乗ったデザインと船に乗ったデザイン 次に竜と伊勢神宮内宮が上幕4枚。
高欄幕には地元の うつのみや にまつわる デザインをあしらっちょるそふな!
色々云われはあるよふなけんど専門的で省略。
飾り幕説明後鏡割り&乾杯。 乾杯後 餅菓子ばらまき
餅菓子ばらまき後記念撮影後差し上げ兼ねての差し上げ 新調一気の今は 一番軽いはずじゃのに…?
かなり上バチか知らん傾きでたら 一気に棒は地べたに着くまで傾きよったけん石段担き上げ は あずる事だろぞい!?
この後同日開催 船木池田太鼓台の新調落慶お披露目会場に向かって行ったんどす。
2016中筋太鼓台新調披露祝典
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