土筆は初物、春の味覚…2017/3/10

今年も土筆(つくし)が採れる時期になりました。「三寒四温」を繰り返し、少しずつ春が近づいてきました。ここ二週間ほどでしか楽しめない春の 味覚です。

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頭がカサカサになっていない太くて長いツクシを採りますが、2~3m進んだら必ず後ろを振り返り 視角を変えると必ず新たな(ツクシの)発見がある。

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ツクシは茎の根元をそっと掴み、ゆっくりと引き抜くようにして採ります。
ツクシの成長スピードは速く、雨の後では一日に5cm近くも伸びます。弾力性があって「ぬちょ」と抜けてくるのが美味しいツクシです。

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家に持ち帰ったツクシは、新聞紙などの上に広げ、鞘(はかま)を取り除きました。

鞘は葉が退化したもので、硬くて食べられません。 この鞘取りには結構手間がかかり、この作業を回避する方法はありませんね。 ツクシを摘み取る時間の約3倍もかかります。

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土筆は初物、春の味覚…2017/3/10_f0231709_9442770.pngその前に、鞘(はかま)を取り除いたツクシは、大きなボウル(たらい)に入れて水でよく洗います。大きな鍋に8分目位のお湯を沸かし、笊(ざる)で水切りしたツクシを中に入れ、沸騰してから約5分間、時々長い箸(はし)で かき混ぜる。
熱湯にはツクシの胞子が溶け込み、きれいな緑色に変わります。




「ツクシの佃煮(つくだに)」の作り方

(1) ゆでたツクシをフライパンに入れ、サラダ油を少したらして軽く炒めます。
(2) 次に、鰹(かつお)だしの素を入れ、醤油と味醂(みりん)で薄めに味付けし、蓋をして3分 煮て下さい。
(3) 一度味見してから、つゆの素(麺つゆ)などで味付けを追加して仕上げます。
  小さな容器に移しかえると美味しそうに見えます。
そして、この状態で冷凍保存もでき、また「ツクシ御飯」の材料としても使えます。

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今年は、かき揚げ丼でつくしの味をこれから楽しみます。
タマネギ、にんじん、などの具を加え、市販の天ぷら粉でサクッと具を揚げます。

天丼のタレ調味料

みりん: 50cc
醤油: 50cc
酒: 25cc
和風だし: 25cc
ザラメ: 大さじ2

3/11の午前中に弟にもお弁当にして、蕗の薹、土筆,大葉の春菊てんぷらや、土筆の佃煮も入れて持参しました。
旬の味だと喜んでいました。

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来週は関東(千葉県)に帰るようで、今後の予定や準備書面などを見せてくれて忙しそうでした。

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つくし群生・ハカマとり…2014・3・16


つくしの袴取り・料理。保存・栄養等です。
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by manryouy | 2017-03-11 00:56 | 春の山菜、土筆、蕗の薹、ワラビなど | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


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