合歓木(ねむの木)の花(ピンク)…2017/7/20
2017年 06月 21日
合歓木の花が咲き始めました。
開花は6~7月、淡紅色の花が10~20個、頭状に
集まって咲き、両性化で日没前に開花する。
おしべは、下がぼかしになっている淡紅色、
長く柔らかい絹糸状で多数集まって美しい。
筆の穂先を淡紅に染めたように見える。
夜になると葉が合わさって眠るようになるので、
ネムノキと呼ばれています。
花は頭状花序的に枝先に集まって夏に咲き
淡紅色のおしべが長く美しい。
ネムノキの名は相対する小葉が合わさる睡眠運動をすることによる。
羽片や小葉のつけ根のふくれた部分は葉枕と呼ばれ、
就寝運動が起こるそうです。
夜または酷暑になると、葉は垂れ下がり、
向かいあう小葉を閉じるように
寄り添い、眠っているように見える(就寝運動)
この様子から中国ではネムノキを「合歓(合歓木)(ねむ)と呼ぶ。
夜、葉は合掌して眠りに入り、葉と交代するように花が咲く。
夏の夕暮れどき、赤と白に染め分けた絹糸の束を、
先端でパッと散らしたような優しい花が咲き、
桃の実に似た甘い香りを放つ。
初夏に広がった樹冠の葉叢の上に点々と淡紅の花を付けている。
ねむの花の様子は詩情にとんでいるので、俳句・短歌や詩
等によく詠まれているようです。
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