今治市、海山城展望公園…2017/7/10
2017年 07月 11日
燧灘(ひうちなだ)を始め来島海峡を一望できる海山の
頂上にあり、来島村上水軍の遠見番所があったことから、
城の形をした展望台が建てられている。
正面に模擬天守のようなものが見える。
これが今治市波方郷にある「海山城公園」の展望台です。
戦国時代、海峡付近を行き交う船の遠見番所が置かれて
遠見山城(おみやまじょう)
遠見番所にちなんで設けられた城型の展望台からは、
来島村上水軍の当時を思い、来島村上水軍の眺めた景色を
瀬戸内海と船を眺めてみるのも面白いです。
第25回村上水軍レースのスケジュール等
山頂までのウォーキングも楽しめ、景色を楽しむだけでなく、
自然と触れ合いながら散策できる。
観光スポット > 海山城展望公園
http://www.go-shimanami.jp/spot/?a=159
今治の海山城内の説明板より
“海山(遠見山)砦
遠見山(現在は海山という)とは、遠見番所(見張所)に由来する地名であるが、ここには大宝律令時代(8世紀ごろ)から番所が置かれ、宮崎の火山(ひやま)であげた狼火(のろし)は、金山・海山(遠見山)、近見山を経て今治市(府中)の国府へと伝達されていた。
中世初頭には、現在の養老地区の「別台(べだい)」に「館(やかた)」を構えた在地勢力があり、海山を「詰の城」として活用していたが、室町時代に来島村上氏が勢力を増しその勢力下に吸収された。
守りの拠点であった海山の砦も「来島城」や「波方館」防衛のための水軍城砦群の一つとなったが、来島氏も海山を重視し、ここに遠見番所を置いた。
しかし、関ヶ原合戦後、来島氏が豊後の森(大分県玖珠町)に転封後は、砦も壊され、当時の遺構の面影は失われ、犬走りの一部がわずかに散見されるのみである。
この城塞型の展望台は、構造、規模は異なるが、当時の面影を偲んで建設したものである。
波方町 波方町教育委員会”
桜の時期にも訪ねています。
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来島水軍の関連です。