むくげの八重の花…2017/7/13

ムクゲはアオイ科フヨウ属に分類される植物で、


ハイビスカスやフヨウの仲間です。

花期は7-10月。花の大きさは10cmほどです。

花芽はその年の春から秋にかけて伸長した枝に次々と形成され、

夏になると蕾が次々と開いて咲いているようです。

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中国原産で平安時代に渡来。

「槿花一朝(きんかいっちょう)の夢」とは、


(人の世ははかないの意)に例えられているが、


次々に別の花が咲くため長く咲くように見える。

朝方3時頃に開花した花は夕方にはしぼんで しまう「一日花」です。

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実際は朝開花し、夕方にしぼむが、また翌日開くというものもあり、


開花してそのまま23日咲き続けるものもあるようです。

葉は卵型で、互い違いに生え(互生し)ており、


葉の縁は荒いギザギザ(鋸歯)があります。


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ムクゲの根は横に広がらないため比較的狭い場所でも

植えることが出来、刈込にも強いため、庭や公園の垣根、

街路樹などにも利用されています。


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「道のべの 木槿は馬に 食はれけり」 松尾芭蕉(野ざらし紀行)

「それがしも 其(そ)の日暮らしぞ 花木槿」 小林一茶


関連で貼ります。


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ムクゲ(木槿)の花…2016/6/20


八重のむくげの花…2013916




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by manryouy | 2017-07-13 13:42 | 夏~秋の花 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


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