「人はなぜ富士山頂を目指す?」をテーマに、霊峰富士に挑み続けてきた
日本人の憧れと思いを、山頂に残るさまざまな痕跡から
タモリさんが読み解いていきます。
圧巻の雲海と雄大な火口にタモリさんも感動!
富士山浅間大社奥宮へ参拝し、 富士信仰の歴史を探ります。
富士山は8合目から上が浅間大社の所有らしい。
当時の人々は背後からの太陽光で目の前の霧に自分の影が映るこのブロッケン現象を「本当の大日様」を見たと信じた。
山頂の神社で発見した江戸時代に山をめざした人たちの思いの痕跡とは?
江戸時代の人々は火口の周りにある8つの峰を仏と見立てて名前を付けていた。仏教の中には8つの仏が大日如来を囲んでいるとする考えがある。
火口の中心を大日如来と信じていた。
ついにここが富士山頂!3776m、念願の日本一の山の頂点に立った。
いよいよ日本一高い場所へ:
最後に立ちはだかる急坂に、坂マニアのタモリさんもさすがに悪戦苦闘。
昭和11年に気象庁によって建てられた気象観測施設。
富士山特別地域気象観測所(旧富士山測候所)が今も現役な理由とは?
山頂(剣が峰)では、現在は稼働を終えている富士山 レーダーの歴史的な役割を探ります。
富士山に置いた理由は独立峰(連山ではなく、ただ一つで形成される山)で富士山の美は、端正な山裾、独立峰としての美しさがある。
360度遮るものがなく、気象予報の精度が向上。
800km先まで観測。
人々を台風から守る富士山レーダー
多くの雷を観測することができ、落雷被害を防ぐ研究は解明が進んでいない雷の全貌を観測している。
雷だけでなく、地球温暖化やPM2.5など暮らしに役立つ研究が続いている。
信仰と科学と両方の意味で富士山を人々は目指している。
富士山測候所を活用する会の活動
http://npo.fuji3776.net/