「お椿さん」「伊予路に春を呼ぶ祭り」:四国松山と椿4種類
2012年 01月 29日
:四国松山
今日から3日間(1・29~1・31) 一般的に「椿まつり」「お椿さん」と言われています。
私も以前は椿祭り期間中に2度行きました。
どこを切ってもふくよかで愛らしい
お多福の顔が現れる棒飴の
「おたやん飴」を思い出します。
椿祭り期間中は参道には
露店や人波みが多くて、
拝殿前は身動きもままならずで、
迷子になりそうで
困るのでもう行けません。
数年前の夏頃に普段は静かな
椿神社に参拝にも行き、
蝉しぐれの木陰でゆっくりできました。
「椿祭りは松山の季節の風物詩」
として有名なので調べてみました。
旧暦正月7日~9日に行れます椿まつりは、初日午前0時の大太鼓から始まり、最終日24時迄の72時間、昼夜を徹して行われます。「立春に近い上弦の月の初期」と月齢を定められている春祭「椿まつり」は、「椿神社」で行わる祭りです。「伊予路に春を呼ぶ祭り」と呼ばれる。(詳しくはサイトで)
期間中、数十万人が参拝し、参拝者の数では四国一の大祭という。
旧暦正月八日を中日とする三日間の初祭で、
中日夕刻には、神輿が神門を出るまで
無言でおこなわれるお忍び渡御が慣例。
神門を出ると一斉に歓声があがるらしい。
期間中の祭儀は、旧暦7日午前0時に開門、同8日午前9時に春季例大祭、同9日午後6時に後宮祭が行われ、午後0時に閉門される。
また、800店もの露店が軒を連ねます。
また、神社から小額の銭を借り、翌年倍にして返す「貸銭神事」や、伊豫豆比古命と伊豫豆比売命が旅に出る「お忍びの渡御」が行われる。
貸銭神事は、神社から守り金(20円)を借り、翌年、倍額にして返すという非常に珍しい行事です。
誰でも無条件で借りることができる。一年間、生業に励み、少しでも多く返せるように頑張ることを約束する意味があるという。
「お忍びの渡御」は、中日(旧暦1月8日)夜、神社の神輿が北土居町の金刀比羅神社まで渡御する行事である。神輿が社殿を出て楼門を通過するまで、神輿を揺すったり、掛け声を出したりせず、静かに進むところから、「お忍びの渡御」の名がある。
その昔、祈りを捧げた後には、大きな椿の樹の下で山村で採れた「山の幸と海の幸」をやりとりする物々交換の市が立ち、情報交換をする場でもあったようです。
椿が花盛りで綺麗です。
最近に撮影した写真を載せました。