額空木(ガクウツギ)…西条市藤の石にて

額空木(ガクウツギ)…西条市藤の石に咲いていました。



☆☆☆・・・紫陽花の仲間だけども名は違う。


以下は[花図鑑]よりの説明を挟みます。


額空木(ガクウツギ)…西条市藤の石にて_f0231709_8255375.jpg

日本固有種である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地の林の縁に生える。
樹高は1メートルから2メートルである。幹はよく枝分かれをする。

額空木(ガクウツギ)…西条市藤の石にて_f0231709_8272539.jpg


額空木(ガクウツギ)…西条市藤の石にて_f0231709_8282395.jpg


葉は長さ4センチから8センチくらいの長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)があり、先は尖る。
開花時期は5月から6月。

額空木(ガクウツギ)…西条市藤の石にて_f0231709_8302156.jpg
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、周りには3枚から5枚の萼片をもつ白い装飾花、中央には淡い黄緑色の小さい両性花をたくさんつける。

額空木(ガクウツギ)…西条市藤の石にて_f0231709_829736.jpg


花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、ガクは「額紫陽花」の略で花の姿をたとえ、ウツギは「空木」で木の姿をたとえたものです。


「写真はTさん提供です」

名前
URL
削除用パスワード
by manryouy | 2012-06-14 08:34 | 日々の話題 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


by manryouy