石鎚神社 お山開き大祭の出御祭と神輿の渡御・・・2012/6/30
2012年 06月 30日
午前7時過ぎから催行されました。
6月30日午前7:35分~8:11分西条市の石鎚神社本社での出御祭の様子です。
石鎚神社は日本七霊山の一つ霊峰石鎚山を神体山(神しずまります山)とする御社にて、山頂に頂上社、中腹に成就社と土小屋遥拝殿、そしてJRや国道近くの本社と、四社をあわせて石鎚神社といいます。
午前7時35分ごろ・・・
あいにくの天候ですが、祭典中は雨もようでした。、
午前8時過ぎの本殿前神輿の渡御・・・祭典が終わり、信者さんが参道に並んでいた
頃には、雨も上がりました。
社務所前をとうり 午前8時11分ごろに神門前 を出ました。
梅雨時のお祭りですので、雨は仕方ないですが、
出発の時に雨が止んでいたことは、ありがたい事でしたね。
この後 極楽寺等で宴会の後 成就社に到着の予定で神輿(御神像)は今夜成就社にとどまります。
明日の朝、霊峰石鎚山の頂上をめざします。
「お上(のぼ)りさん」、「お下(くだ)りさん」と優しく声を掛けあって
石鎚山は約1,300年前、修験道の開祖である役行者小角(えんのぎょうじゃおづぬ)によって開かれたと伝えられている。以来、山そのものを御神体として捉えて、神仏混交(しんぶつこんこう)の信仰を集めてきた。修験者や山伏は命懸けで山へと登り、それを修行としたが、四国霊場を開いた弘法大師もこの山で修行をしたといわれている。「神の山」である石鎚山には、信仰の対象となる石鎚神社、前神寺(まえがみじ)、横峰寺(よこみねじ)、極楽寺という4つの寺社がある。そのうち石鎚神社は、山頂の頂上社、中腹の成就社と土小屋遥拝殿(ようはいでん)、山麓の本社から成る。
毎年7月1日から10日に開催される「石鎚山お山開き」には、白装束を身にまとった1万人もの信徒が石鎚山へとやって来る。期間中、お山には鈴やホラ貝の音が響き渡り、人々は「ナンマイダー」と唱えながら山道を登って行く。また、下りの人は登りの人に「お上りさん」、登りの人は下りの人に「お下りさん」と声を掛け合い、互いをねぎらう。
石鎚山の名物ともいわれる3カ所の鎖場(くさりば)を白装束の信徒が登るさまは圧巻。
かつて、お山開きは女人禁制であったが、時代の流れの中でその戒めは緩和され、現在は7月1日のみ女性の登山は許されていない。独特の空気に包まれたこの期間、石鎚山は霊山としての顔を私たちに見せる。
週末とも あって明日の7月1日は
石鎚山のお山開きで賑わうことでしょう。
(写真はTさん提供)