イヌホオズキ は 別名:バカナス/馬鹿茄子
2012年 08月 07日
(ナス科ナス属。別名:バカナス/馬鹿茄子)の、まことにちっぽけな白い花を発見しました。
名前の由来は、役に立たないホオズキ(酸漿)という意味でついたようです。
バナナのような黄色い雄しべを見れば、ナス科の仲間であることは一目瞭然です。それにしても、いつも思うのは頭につけられた、役立たずであることを示す「イヌ/バカ」。
確かに、仲間のホオズキ/鬼灯・酸漿とは違い利用価値はないかも知れないが、似てるのは草姿だけで、花や果実は全然違うそうです。
イヌホオズキ(犬酸漿)は別名も踏んだりけったり。ホオズキ(酸漿)やナスビ(茄子)に似ているが、まるで役に立たないことから「馬鹿茄子(ばかなすび)」。
馬鹿までくると愛らしく思えるものだが、事実、花はとても可愛らしく、立ち姿にしても柔和で気品に満ちている。
レモンイエローのしべをツンと伸ばし、星型の白い花弁をカクテルドレスみたいにふわりと広げている。