玉簾 (たますだれ)
2012年 08月 29日
(「珠簾」とも書く)
田んぼのあぜ道に玉すだれの花が咲き始めました。
タマスダレ(玉簾)は、南米のペルーを原産とする多年草で、寒さに強い常緑の球根植物です。花時期は、 8/ 5頃~10/10頃。
花言葉は、「期待」、「潔白な愛」、「便りがある」
濃い緑色で線状の細長くツヤツヤした葉が、直接、土から出てきます。道ばたや庭の隅で、いつの間にかひっそり顔を出しています。
一本の花茎に対して、花は1つだけが上向きに咲きます。白い6弁花です。和名は白く美しい花を「玉」に、葉が集まっている様子がずらーっと並んで咲いていると壮観(#^.^#)・白く美しい花を「玉」に、葉が集まっている ようすを「簾」にたとえたもの。
地味な花ですが、寒さにも強く、群生すると見栄えがします。
花の寿命は短いけれど、毎年、次々と咲き続けてくれるので、長期間にわたって楽しめる。
花の後、緑色の3つの実になり、白茶色に変わり、やがて割れて、黒い種子が3個あらわれてきます実の形は 狐の剃刀 に似ている。