ブラッシの木…2012/8/30
2012年 08月 30日
オーストラリア原産の常緑樹で、発達した雄しべが美しく色づきその姿がコップやビンを洗うブラシに似ているところから、「ブラシノキ」の別名があります。
この木はオーストラリア東部の原産ですが、日本に渡来したのは明治時代で、日本でも庭木として利用さで暑さと乾燥に強い花木です。
この花は本来は枝の先端に咲くのですが、枝が花序の部分を超えて生長を続けるという特性があるので、枝の途中に咲いたような結果になるのです。
花弁はあまり目立たずに脱落し、1個の雌しべと多数の雄しべが長く伸び、特に雄しべの花糸が赤くて、全体が赤いビンブラシのように見える。
つまり、雄しべを観賞しているのですが、濃赤色で長く花外に突出し、花穂全体がブラシに似る。