ヒヨドリジョウゴ(ひよどりじょうご)
[ 日本大百科全書(小学館)などでしらべると、
ナス科の多年生つる草。和名の由来はヒヨドリが好むとの意味という。
ツル植物としてはややおとなしい植物で、覆い尽くほどには繁茂しない。
森林との境界部分などに生育していることが多い。
8月から9月にかけ、白い花を咲かせる。
花は5枚の花びら大きく外に反り返り、合わさった葯が良く見える。
果実は緑色から朱紅色に熟し、小さなほうずきのイメージがある。
果実は秋に1cm程度の球形の実を付け、赤く熟す。
冬になっても残って、鮮やかな赤色の実は、冬枯れの野によく映える。