浅緑色の「フキノトウ」が春を告げる…2013・2・26

今日は「フキノトウ」と「フキ」のお話です。厳しい寒さがやわらぎ、待ちかねたかのように、我が家の畑に浅緑色の「フキノトウ」が春を告げています。

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蕗の薹(ふきのとう)は春の使者。
独特の香りとほろ苦さが春の息吹を感じさせます。 
一番最初に楽しめる、最も人気のある山菜です。

キク科の多年草で「フキノトウ」はその花茎、一般的に「フキ」と称しているのはその葉柄部分なのです。

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フキは生える所によって形や色が異なるので、ヤマブキだのサワブキだの生えている場所で名前が違ったり、アカブキ、アオブキなどと茎の色で区別したりしています。

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フキノトウは芽出し直後の花が開く前のものを、根ぎわから採取すると、若いものほど苦味が少なく、香りも強くて美味しい。

食べ方はアク抜きし過ぎないようにして、汁の実、油炒め、煮物、酢の物などにしたり、生のまま天ぷらにします。
manryouyは、もぎたてのフキノトウを天ぷらして塩かけて食べるのが一番だと思っています。

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2012年の蕗の薹はこちらです。↓✻☆彡




蕗の薹(ふきのとう)は春の使者。一番早くでてくる山菜です。独特の香りとほろ苦さが春の息吹を感じさせます。昨日は見なかったのに今日は我が家の畑で10個採りました。
写真集で一部を載せます。

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フキノトウはフキの花のつぼみで、まだ葉が出る前にフキノトウだけが独立して地上に出てきます。 寒さに耐えるように、ツボミを何重にも苞(ほう)が取り巻いています。 採らずにいるとあっという間に茎が伸びで花が咲きます。 遅れて、地下茎でつながっている葉が出てきます。
我が家にも自生しています。日陰気味で湿気の多い所を好むようです。

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てんぷらは低めの温度で揚げるのがコツで、揚げているうちにツボミが開くと苦味がとれます。

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これからまだしばらく,採れるので、天ぷら以外の
我が家の簡単調理法紹介します。

せん切りにして味噌汁の実にも入れます。

フキノトウ味噌-

フキノトウ4個を熱湯で1分ほどゆでてから水にさらし、みじん切りにして水気を絞ります。 味噌大さじ2、ミリン大さじ1、酒大さじ1、砂糖小さじ1を混ぜて鍋で加熱し、 冷ましてからみじん切りにしたフキノトウと混ぜる。 手間がかかりますが、みじん切りにしたフキノトウをすり鉢ですって使うと上品な味に仕上がります。

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苦さを楽しむ山菜ですが、「あまり成長していない小さなツボミ。 採れたてのもの。」
等を選ぶと苦味が少ないようです。

 

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by manryouy | 2013-02-26 16:14 | 春の山菜、土筆、蕗の薹、ワラビなど | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


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