「むべ」の花~不老長寿伝説~天智天皇のむべなるかな~

 「むべ」の花

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あけびの花と一緒に むべの花も咲いていました。

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「むべ」は,アケビ科のつる性低木常緑樹で,白い花を多数つける。。

「むべ」とはアケビ科の一種。
【春】
白い可憐な花をつけ始めます。

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【夏】
実が少しずつ大きく成長していきます。

【秋】
鶏卵より大きい赤紫色の実になります


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春に白い花をつけ、秋に長さ7~9センチほどの鶏卵より大きい楕円形の実を結びます。

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むべを割ると半透明の粘りのあるゼリー状の果肉と種が詰まっていてます。
とろ~っとした実はほんのり甘く素朴な味が楽しめます。

長寿を祝う贈り物に最適の果実です。

http://www.nube.jp/mube.html

上のネットより
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不老長寿伝説~天智天皇のむべなるかな~


蒲生野に狩りに出かけた天智天皇がこの地で、8人の子供を持つ大変元気で健康的な老夫婦に出会いました。
天智天皇がこの老夫婦に、「汝ら如何に斯く長寿ぞ」と長寿の秘訣を尋ねたところ、老夫婦は、「この地で取れる無病長寿の霊果を毎年秋に食します」と言いながら、ひとつの果実を差し出しました。

それならば食べてみようと天智天皇もその果物を一口食べました。すると、「むべなるかな(もっともであるな)」と一言天皇は言ったのです。

この時に発した「むべ」という言葉がそのまま果物の名前の由来となりました。

その昔,天智天皇が「むべなるかな!」と仰せられたのは,その赤い実であったことが分かったそうです。

アケビは冬になると葉が落ちてしまうのに対して、むべは一年中緑を保ちます。
また、アケビの実は熟すと割れて、白い果実があらわれますが、むべの実は開くことはありません。

そのために実に虫がつかないので喜ぱれ、庭に植えられることも多いそうです。

また、この木の葉は、幼木のときは3枚、その後5枚、実が成る頃には7枚になるので、「七五三の縁起木」ともいわれています。

 

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by manryouy | 2013-04-10 22:14 | Trackback | Comments(0)

愛媛の東予地方から、日常の平凡な生活の中で感動した事や、日々の旬な話題・美しい花等を日記風にして発信をします。


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