愛媛県は、裸麦の作付面積&収穫量日本一
2013年 05月 23日
愛媛県は、裸麦の作付面積&収穫量日本一で中でも西条市や東温市・松前町は裸麦の県下三大生産地になっています。
裸麦(はだかむぎ)
六条大麦には、皮麦(かわむぎ)と裸麦(はだかむぎ)があります。お米の籾(もみ)にあたる部分表皮が剥がれやすいものを裸麦といいます。
裸麦は、もともとあった六条大麦(皮麦)が突然変異してできたものです。
「六条」と呼ばれるように、穂を上から見ると6方向に麦の実がついているのが特徴です。これら6つは3対の組に分けられます。
そして、3対全てが実るものを六条大麦、1対しか実らないものを二条大麦と呼んでいます。
二条大麦は2方向にしか実が成長しないから、あんな平べったい穂の形になるのですね。
五月上旬、実りの時期を迎えた裸麦の畑は一面、黄金色に染まっていました。
5月下旬から6月上旬が収穫時期で,これから忙しくなるようです。
そこで、快晴で四国山地がよく見えた5月12日に撮った写真で編集しました。
裸麦の用途は、ビール、焼酎、麦味噌、押し麦(麦飯)に利用され最近では、食物繊維のβ-グルカンを多く含むことなど裸麦の健康機能性が注目され、新たに食用の需要が出てきている。