白系のアマリリス‘小桜絞り…2013・6・6
2013年 06月 06日
純白の花弁に入った濃いローズのラインがとても上品。
緑のスロートもとても鮮やかです。
アマリリス‘小桜絞り’によく似ています。
アマリリスのお話
正真正銘のアマリリスは南アフリカ原産の「アマリリスベラドンナ」と呼ばれる球根植物です。
約80種類の原種があり、18世紀の後半に2~3種類の原種がヨーロッパへ入り、19世紀に交配が始まりました。
日本への渡来は、江戸時代の天保年間に原種が入り、昭和初期より品種名の無い丸弁系や剣弁系として輸入され改良が進みました。
大輪で色彩鮮明、花弁が厚く、花もちもよい。
茎が太くて短いため、丈夫で倒れにくいすばらしい品種が続々と発表されてるようです。
我が家のこのアマリリスは、昭和初期からこの場所に植えているものと聞いています。
花が終わっても手入れなどしたことはありません。
赤のアマリリスも、同時期のもののようです。毎年同じ場所に咲いています。
数日前に咲いて、今も咲いている赤系もUPします。こちらは、もう終わります。
鮮やかな赤い花弁に入る、潔い白のライン。
その両側には、中心に向かってえんじ色(臙脂色、)の濃い紅色の筋模様が入ります。緑のスロートも良いアクセントになっています。
2011年の赤系、白系のアマリリス‘小桜絞り’の開花・MORE↓
今年は、赤系、白系のアマリリスの開花の様子を
2日間で撮影してみました。
太い花茎を直立させ、先端に大きな花をつけます。
花弁の先がとがった中輪種です。
日本では古くから栽培されているようで、
きわめて強健です。
祖父の時代から、毎年咲いて、楽しませてくれています。