ツユクサ≪露草≫の花…2013・8・28
2013年 08月 28日
あまりにもありふれているので、遠くから眺めてツユクサか、と済ませてしまいがちですが、よく見るとなかなか面白いです。
早朝の5時頃から開花し、ほぼ午前中には閉じてしまいます。
あまりに短命で、「露の草」と言うことなのでしょうか、
それとも朝露に濡れて咲くからなのでしょうか。
別名をボウシバナとも言います。
おそらく、花を包む半円形の二つ折れになった編笠のような苞の形から来た、帽子花なのでしょう。
花弁は3枚ですが、上方の2枚は大きく青いのでよく目立ちます。
下方の1枚は小さくて無色です。
萼片も花弁も雄しべも雌しべも起源は葉ですから、親戚同士といえます。
したがって時々、雄しべの花糸が青い花や、小さい無色の花弁に青い色素が混ざっていたり、大きな方の花弁が無色であるのを見ることが出来ます。
これは不思議・・・・苞の形の中から2つ花が咲いていました。
苞の中から、一つの花が普通ですが、2つも咲くとは初めて見ました。