ハボタン(葉牡丹 )は、
アブラナ科アブラナ属の多年草。
原産地:西ヨーロッパ
草丈:20cm-80cm 鑑賞期:11月~3月
冬花壇や正月飾りに欠かせない植物です。
冬の寒さに冴える白や赤の葉はまるでそこに
大輪の花が咲いたような美しさです。
漢字を当てると葉牡丹で、美しい立派な葉姿を
牡丹の花に見立てたものです。
着色した葉が、サニーレタスのように同心円状に
集積した形態のものを鑑賞する。
縁起のよい紅白二色が好まれ大別して葉に葉緑体以外の色素を持たない品種と、赤キャベツ同様に色素(アントシアニン)を持つものがある。
園芸植物として鮮やかな葉を鑑賞するが、観葉植物より一年草の草花として扱われる事が多い。
名前の由来は、葉を牡丹の花に見立てたもの。
耐寒性に優れ、冬の公園を彩るほか、門松の添え物にも利用される。
関連リンク
葉牡丹の畑、マイブログより
葉牡丹
お正月に向け出荷前でしょうか!
葉牡丹も沢山畑に植えられて大きく育っていました。
葉牡丹はその名の通り、育った姿が牡丹の花のように見えることから、そう名付けられたといいます
夏から秋にかけては、青虫などが葉牡丹の葉を食べる事がよくあるそうです
9月初旬に、葉牡丹の畑に、除草剤と虫よけの粒剤を蒔いたそうです。
キャベツの仲間のケールを観賞用に改良したもので、キャベツやケールの近縁の植物です。
冬の花壇を華やかに彩る植物として、古くから栽培されてきました。
日本には江戸時代の中期に渡来したといわれています。また、品種改良は日本で発展しました。
最近はミニ葉ボタンの人気が高まっています。
葉ボタンの系統と特徴
○丸葉系
・東京丸葉系
江戸時代から続く最も古い系統です。耐寒・耐暑性があります
・大阪丸葉系
東京丸葉系とりちめん系の交雑種です。波打ちが少ないのが特徴になっています。