四手拳(シデコブシ)の花…2014・3・19
2014年 03月 19日
和名は花の形が四手(しで)に似たコブシのような花を付けることに由来する。
庭木や街路樹で植えられています。 コブシより樹高が低いので姫辛夷と呼ばれます。
シデコブシ(四手辛夷) とは、モクレン目モクレン科モクレン属シデコブシ種の落葉低木です。
コブシ(辛夷) の日本固有種で、 春、白~淡紅色の細長い花被片を10数枚持った花を多数咲かせます。
園芸用の苗木などが市販されていて、庭木や公園樹として見かけることがあるが、自生個体群は準絶滅危惧に指定されている。
岐阜県では1995年(平成7年)12月に「大気環境推奨木」のひとつに選定され、栽培品が環境浄化や鑑賞用として利用されている。
花は両性花で、花期は3-4月頃で、葉が出る前に白(ときにピンクを帯びる)の直径6-11 cmくらいの花を咲かせる。雌蕊は雄蕊よりも早く機能するため、自家受粉しない自家不和合性である。
花の香りは弱い。
1本の木から数株に分かれて生育することがあり種子は赤色。