糊空木(ノリウツギ)の花…2014/7/15
2014年 07月 15日
枝の髄(ずい)を抜くと空洞ができるので「空木」の名がついた。
「のり」は、樹皮の内皮をはいで水につけ 粘液を出させて、それを和紙を漉(す)くときの 糊として使ったことから。
和紙は、楮(こうぞ)を 原料にして作られるが、この糊空木で作った糊(のり)を 混ぜることで 漉(す)いた紙同士が くっつかなくなる。
糊空木(ノリウツギ2013年7月18日にも説明、有で、貼ります。
糊空木(ノリウツギ)の花も咲き始めました。
ノリウツギ(糊空木 )は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木。
樹高は2mから5mくらいになる。木ではあるが、先端がやや倒れて他の木により掛かり、つる植物のように見えることもある。葉に葉柄があり、枝に対生し、葉の形は卵形から楕円形、縁は鋸歯状。
花期は7月から9月で、枝の先に白色の小さな両性花が円錐状に多数つき、その中に花弁4枚の装飾花が混ざる。樹液を和紙を漉く際の糊に利用したため、この名がついた。