レンゲショウマの花(マイントピア別子の山草園)…2014/7/22
2014年 07月 22日
太平洋側の山地の落葉林内に生えるキンポウゲ科の多年草 細長い花茎を伸ばし、約3~4cmの下向きの花を付けます。
7~9月、茎の先にまばらな円錐(えんすい)花序をつくり、径約3センチメートルの淡紫色花を5、6個下向きに開く。
大きく、よく目だつ花弁状の萼片(がくへん)の内側に、それより小形で蜜腺(みつせん)のある花弁があります。
花がハス(蓮)の花に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)の名がつけられたといわれます。
レンゲショウマ(マイントピア別子の山草園)詳しい説明の(2013・7・16)を再掲します。
今年も新居浜市のマイントピア別子の山草園に、レンゲショウマの花が咲き始めました。
♪~レンゲショウマ~♪
赤みを帯びた光沢のある薄紫の上品で気品あふれる花が、様々な方向を向いて咲く。
花の直径は4センチほど。萼も花弁も共に花弁状に見える。萼は花弁状で平らに開き、花弁は抱えるように咲く。
本州(東北地方南部~近畿地方)の太平洋岸の温帯域に分布し、山地から深山のかけての湿り気のある林下に生える。
複数の都道府県でレッドリストの絶滅危惧種(絶滅危惧I類)や絶滅危惧II類などに指定されている。
新居浜市のマイントピア別子の山草園に、今年もレンゲショウマが咲いていました。
花の直径は4センチほど。萼も花弁も共に花弁状に見える。
赤みを帯びた光沢のある薄紫の上品で気品あふれる花が、様々な方向を向いて咲く。
萼は花弁状で平らに開き、花弁は抱えるように咲くため、一見では二段構えに花弁が並んでいるように見える。
ヤフー百科事典にあった説明をコピーして貼りました。
【蓮華升麻】
キンポウゲ科の多年草。地下茎は太く、横にはう。茎は高さ30~80センチメートル。葉は大形の2~3回3出複葉で、鈍い光沢があり、小葉は粗い鋸歯(きょし)がある。7~9月、茎の先にまばらな円錐(えんすい)花序をつくり、径約3センチメートルの淡紫色花を5、6個下向きに開く。大きく、よく目だつ花弁状の萼片(がくへん)の内側に、それより小形で蜜腺(みつせん)のある花弁がある。果実は袋果(たいか)で、柄が曲がって上向きに伸びて熟し、ひだのある種子を含む。
1属1種の日本特産植物で、山地の落葉広葉樹林内に生え、福島県から奈良県に分布する。