ハキダメギク(掃溜菊)は、キク科コゴメギク属の 一年生植物。
道ばたや庭などに生える雑草です。
牧野富太郎博士が世田谷の掃き溜めで発見 したのでこの名前がついたらしい。
高さ50cm程度になる。葉は対生し、卵形。縁は浅い鋸歯を持つ。
花期は6-11月で、夏から秋にかけ、小さな花を咲かせる。花は枝の先につき、直径5mm程度。
5枚の先端が3裂する短い白色の舌状花、および多数の黄色の筒状花からなる。
頭花は回りに3裂した白色の舌状花を普通5個つけ、内側に黄色の筒状花が多数つく。
舌状花に筒状花と同様の冠毛がある。
そう果には白い鱗片状の冠毛があり、先は細くとがり、縁は毛状に裂ける。